知識のブラックホール

本とかオーディオブックとか。知識収集活動全般。

問題を解く前に一歩引いて考える、あるいは問題解決の人間模様(書評:『ライト、ついてますか』)

コンサルタントとして有名な、ワインバーグ氏の著作のうちの一冊。

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

購入の経緯は某IT系のポッドキャスト。

トータル161ページで読みやすい。ただ、他のワインバーグ氏の著作を読んだことがあるとすると、読み応えがない感じがすると思う。

問題解決の事例と、安易に問題を解決した結果、他の問題が発生した事例とか、本音と建前の乖離の問題など、問題解決そのものだけでなく人間模様について解説しているところが一番の特徴。

教訓

  • その問題を解決する代わりに、問題を再定義できないか(エレベーターの動作を早くする代わりに暇つぶしを提供する)
  • その問題は誰の問題か(誰が困っていて誰が得をするのか)
  • 問題解決の手段として対人スキル(微笑を浮かべる、etc. )が有効な時もある
  • 解く価値のある問題か(本来の問題は別のところ、感情的な何か)
  • その問題を解決したいか
  • その問題を解決することで新たな問題が起きるのではないか

個別の具体例を引用するとキリがないのでやめておきます。

まとめ

薄くて読みやすいワインバーグ本の入門書。これであなたもワインバーグ信者の仲間入り。

伝道のためにはバランスのいい一冊ではないかと思います。


それでは。