書評:『持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない』
日本一有名なニート*1、pha氏の本。
購入したのはKindle版。
特徴とか感想とか印象とか
「暖簾に腕押し」という感じの本。
そんなに肩の力入れずのやめて、ラクに行こうよって感じの本。哲学書?
非常につかみどころのない本というか、ふわふわした文章で一文の密度が低い。
まず、『逃げるのは間違いじゃない』という前提条件があって、その上でのポイントは以下の通り。
- 一人で孤立せず、社会との接点を保つ
- 自分が何が好きか、充実感を感じるのはどんな時か、を把握する
- 無理をしない
特に2番目の項目が重要だと思う。
あとは著者の自分語りっぽかった。
自分の価値観に正直に生きればそれでいいんじゃないの、という勇気をくれる本。
著者と自分の比較
意外と好きなものが意外と共通している。ネット、本、引っ越し。ただその一方で決定的な違いがあってそれは「人付き合いが好きかどうか」。
この人は交友関係の広さが最大の武器なんではないかと思った。
結局、コネの有無が大きな違いなんじゃないかと思う。これは真似できそうにない。
人付き合い自体、嫌いだから。
まとめ
ネットの画像とか動画から受ける印象と、文章から受ける印象は違うな、と思った。
どうもつかみどころがなくてよくわかならない。
まあ、こういう人物が日本にいる、オピニオンリーダー的な活動をしている、というのはそれだけで価値があるように思う。
おしまい。
*1:著者本人は最近は時間給の仕事をしているらしいので元ニート?