知識のブラックホール

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ビジネスモデルのヒント集(書評:『儲けのしくみ──50万円からできるビジネスモデル50』

一読したので簡単に書評。

儲けのしくみ──50万円からできるビジネスモデル50

儲けのしくみ──50万円からできるビジネスモデル50

本屋をうろついていたら何故か気になったので買ってみた。

「ビジネスモデルを発送するための本」という触れ込み。対象読者を中小企業や個人事業主に設定している。

あまり小難しい用語は使わず、実践的な内容であることがこの本の特長。

実践的かどうかはちょっと疑問が残るが、すくなくとも具体例をとりあげて利益を出す仕組み、からくりを解説しているのは確か。

「はじめに」に書いてあるとおり、スキマ時間に何度もパラパラと読み返して日頃から新しいビジネスモデルを考えるのに役立つ本。

逆に言うと、一気に読んでもビジネスモデルを思いつくという本ではない。

具体例とその解説と応用例という形式。ちょっと残念なのは事例を列挙しているだけで整理したり抽象化したフレームワーク化されていないところ。有名なビジネス雑誌に紹介されるような小難しい本と差別化したいのかもしれないけど、ある程度は「型」にはめて整理したほうが良かったのでは。

文章ばかりなのもちょっと残念。

おすすめの読み方としては、第1章、第2章をまず読んでおいて、残りを時間のある時にパラパラと読むスタイル。おそらく著者の想定している読み方。

気軽なビジネスモデルの入門書としては間違いなくおすすめ。

興味が湧いたら戦略の本とかビジネスモデルのケーススタディを読めばいいと思う。

新版 あたらしい戦略の教科書

新版 あたらしい戦略の教科書

超訳孫子の兵法

超訳孫子の兵法

聴力低下と向き合うヒントの詰まった本(書評:『人生の途上で聴力を失うということ』)

図書館で借りて読みました。ざっくりと。

人生の途上で聴力を失うということ――心のマネジメントから補聴器、人工内耳、最新医療まで

人生の途上で聴力を失うということ――心のマネジメントから補聴器、人工内耳、最新医療まで

概要

この本は片耳の難聴から両耳の聴力低下を経験し、最終的に重度の難聴となった雑誌の編集者の奮闘記。聴力の低下をいかに受け入れるが本書のメインテーマ。

前半は補聴器や人工内耳を活用しながら悪戦苦闘していた日々について。 後半は難聴を取り巻く様々な話題。補聴器のコストの話から難聴の治療手段や再生医療の現状(2013年ごろ)についても解説している。

人工内耳の手術後のトレーニング(リハビリ)の話など実体験に基づいて執筆されている。また、さまざまな難聴者からのメッセージも各章の末尾に掲載されている。

難聴、要するに聴力の低下といかに向き合うか、聴力低下後の人生をどう生きるかのヒントの詰まった本。

原著のタイトルは、Shouting Won't Help

感想

難聴にもいろいろあるけど、一番のポイントは「外からはわからない」という点。そしてだれも「なぜ」を説明してくれない。

補聴器や人工内耳では健康な人間の耳と同じような「聞こえ」はとりもどせない。 視力と違ってメガネやコンタクトレンズのようにはいかない*1。その点は普通の人はわからないし、誤解も多い。

難聴になった当人からすれば「どうして私(自分)が難聴難聴になったのか」という疑問がわいてくる。しかしだれも答えてくれず、容赦なく行動を求められる。

補聴器を使いながら日常生活を送るか、社会から離れるか。

医者は検査はしてくれるけど、めったに「何故」の説明はしてくれない。どこが悪いかの特定止まり。この本には医師への不満についての言及がないけど、個人的にはこの点は改善の余地があると思っている。

病気にしろ、障害にしろ、受け入れるのは難しい。というよりも人より劣っていることを認めることが難しい。

この本の著者は聴力低下を隠そうとして奮闘していたらしい。私も目の病気による視力低下を隠していたことがあるので気持ちはわかる。

私の場合は世間体というか陰口を叩かれるを恐れていた。「その年齢でその病気?」みたいに言われるのが怖かった。

翻訳本なので原著の出版からのタイムラグはあるけど、再生医療の話題は参考になった。20年から50年先には一度低下した聴力を取り戻せるようになるのかも。

特に有毛細胞という聴力にとって非常に重要な細胞の再生の研究は興味深いです。鳥類の場合に、有毛細胞が損傷してもほぼ完全に再生するという研究結果が紹介されています。一方、哺乳類では細胞の再生を抑制遺伝子が存在して有毛細胞の再生をブロックしているそうです。

再生医療の応用が軌道に乗るのは難しいみたいですが。

まとめ

他の難聴者の場合も含めて「聴力低下をいかに受け入れるか」について参考になる本。

残念ながら「なぜ私(自分)がこんな目に?」とか「なぜ聴力が低下しているのか?」といった医者が答えてくれない疑問についての答えはない。

難聴になった人でなく、その家族などの周囲の人にも参考になると思います。

冒頭部に耳の聞こえにくくなった人との生活のヒントが紹介されているのでその部分だけでも有意義かと。

*1:健康な人の話。緑内障による視野の欠損はそもそも補えませんし、白内障の場合は一定以上の視力は出ません。

タイトルと内容がずれてないかな……(書評:『10年後の仕事図鑑』)

割とサクッと読めたと思う。タイトルは無理せずに『ホリエモンと語る今後の社会と仕事』とか『落合陽一v.s. ホリエモン!! 今後の社会はどうなる!?』という感じで良かったんではないかな。

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

久しぶりに一般向けの本をしかも紙媒体で購入した。

概要

対談をベースに文章化したらしい。

前半はこれからの社会の変化から生じる、廃れる仕事と伸びる仕事について、ホリエモンこと堀江貴文氏と、落合陽一なる「うさんくさい(失礼!!)」人物がそれぞれ持論を展開している。

「うさんくさい」の出処は以下の動画(1分50秒あたり)。


【診断】AIに仕事を奪われるって本当!?

ところが後半は、これからの日本社会について、どういう生き方をすべきかについてのご両名の持論となっていて、仕事図鑑としての部分は2割もない。

もちろんAIに仕事を奪われないためにはどういう生き方をするかというのは重要だけど……。

内容的にはいい本だろうけど、タイトル詐欺じゃないか。

書籍全体としてはこの先数年の未来予測+生き方論という感じで買って損したとは思わない。そのあたりは著者が面白い人物だからだろう。

読者という第三者を意識しながらホリエモンと落合陽一氏が交換日記のように今後の社会と仕事についてエッセイを書いている、という理解がいいかも。

仕事図鑑というタイトルだけど、これからの社会の変化を肴に人生論を語っている本と思ったほうがいいかな。

内容について

人工知能についても仕事についてもはっきりした説明のないまま話が進む。内容は面白いし参考になる。

意図的なのかもしれないが、落合陽一氏は仕事の定義そのものに言及していない。

ホリエモンの担当パートは基本的にこれまでの著作や炎上したTwitterでの発言とブレがない。ただ、他の著作を読んでいると前半部分はあまり目新しさを感じなかった。

ホリエモンの現在のAIについての見解は以下の行に要約されている。

ただ、現在のAIは「人間の目と耳を代替する機能を持っている」に過ぎない。この先一番の鍵となるのは、AIが「”手”をもったとき」だと思う。
p.26(Chapter 1.)

「半人半AI」or 「半人力・半機械」という表現がキーポイントだと思った。

もっと踏み込んだ表現で言えば、人馬一体あるいは人車一体という表現の、「馬」or 「車」の部分をAIなりロボットに置き換えたイメージ。人ロボ一体でも人機一体でもいい。ちょっとゴロが悪いね...…。

Zero to One という本にも「人間 v.s. 機械」という構図は間違いだという主張が記載されていたと思う。

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

個人的には「人間 or 機械」ではなく「人間 and 機械(AI)」でいけばいいのではないかと思っている。

大事なのは差別化とモチベーション。あとはバズワードにながされずに新しいテクノロジーを「使う」意識をしっかり持つというように理解した。

ホリエモンの表現だと「遊びのプロ」あるいは「没頭できるものを探す」。落合陽一氏の表現だと「農耕民族」から「狩猟民族」のマインドに切り替え用という話。

なくなる(廃れる)仕事・減る仕事

ホリエモン曰く、「血液型占いくらいの精度」らしいので注意。

ブルーカラーよりホワイトカラーのほうが失業リスクは高いらしい。付加価値の高い仕事でないと新しい機械などのテクノロジーの導入コストをまかなえない、というのがその理由。

ホリエモンと落合陽一氏で見解が多少分かれていて面白い。以下、一部抜粋。機械に置き換えるコストをペイできるか、定型業務化どうかがポイント。

  • 管理職(特に管理するだけの管理職)
  • 事務職
  • 現場監督
  • 営業職
  • エンジニア
  • 警備員など特定の場所にいることを要求される職業→ドローンなどで場所の縛りから開放
  • 運送業
  • 窓口業務系の仕事(コンビニ、銀行、公務員)
  • etc.

派遣社員とロボットやタブレット端末の導入コストを天秤にかける日が来るのはそう遠くない気がする。

管理職についてだけど、日本語の「管理職」という単語が駄目なんだと思う。英語だと"manager"。職務としては"management"で、確か「どうにかやりくりする」とかいうニュアンスだったはず。日本語の「管理」だとどうも数を数えてチェックする、程度の意味しかない。これだと人間でなくても良さそうに聞こえていしまう。

管理職が生き残るならちゃんとマネジメントしてもらわないと駄目だろう。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

エンジニアと言っても決められたパターンに応じて手順が決まっていたりするものは安泰とはいえないというのが落合氏の見解。

専門資格が必要なタイプも結構な割合で機械化できそうな気はする。IT系も顧客側に変なこだわりがなければパッケージソフトで済むわけで、そういう意味ではプログラマは安泰とはいえず、失職しそう。

Web系のプログラミングはヨソと似たようなサイトを作るとか、すでに実現できていることを別のプログラミング言語なりフレームワークで構築とか、会社ごとにカスタマイズして独自要件に合わせて追加開発なんてケースもあるし。

高度なアルゴリズム、あるいはライブラリなどのフレームワークをつくるような優秀な一握りのエンジニア以外は淘汰されそう。すでに仕様書からプログラムを自動生成するようなツールみたいなのはあるし。

生まれる仕事・伸びる仕事(業界)

特にホリエモンの主張を要約すると個人の趣味の活動や人間的魅力が武器になる。そういう意味では真面目な優等生より不まじめな遊び人のほうが有利な時代かも。

いい時代なのかどうなのか。

ドローンの操作は当面は(法規制とかあるし)人間がする仕事として挙げられている。車の免許の代わりにドローンの操作経験を要求される費が来るのかな。

以下、一部抜粋。

  • 個人経営の店
  • 職人
  • ショービジネス
  • 観光業
  • 宇宙開発
  • etc.

運送業でも美術品などのニッチな業界は残るという予想。非日常系の空間・体験などの産業は確かに伸びると思うけど、観光業はキャパシティの問題もあるし、そういう意味ではVR/AR系も非日常の体験という意味では流行るんじゃないだろうか。

ホリエモンの予想の方は自身が関わっているビジネスに関連してるものが中心という印象。

あとはいかにコモディティ化しないか、がポイント。

気になったポイント

悲観論や不安を煽る内容ではないkが、あくまでもIT脅威論を下地にしている。AIに仕事を奪われるという前提を疑わずに、どうしたら「仕事を奪われずにすむか」という話をしているところがちょっと残念。

www.itmedia.co.jp

編集サイドの問題という可能性もある。

何故かハッキリと「人工知能とはこういうものである」という説明がなされていない。人工知能についてよくわからないまま漠然と不安に思っている人が対象読者なのかもしれないけど。

人の不安につけ込みたいのか、勇気づけたいのか著者の側と編集側と意図がちょっとずれてるのか。そのあたりがタイトルと内容のズレに出ているのではないかと思う。

現状の深層学習(いわゆるDeep Learning)にしても、学習用のデータ集めとデータの前処理は人間がやる必要があるわけで、そういう技術的な限界についての減給もない。ホリエモンはともかく落合氏はある程度知っているんじゃないか。

対象読者が技術者ではないからしょうがないのか。

キーワードいろいろ

本文中に登場するキーワードで気になったもの

  • ニッチトップ
  • 「作業にハマる」
  • 「好きになる対象」
  • 「純粋な気持ちで没頭する夢」
  • 「自分をどう運用していくかが大切だ」
  • 半人半AI
  • 半人力・半機械
  • 一億層クリエイター時代
  • 『作業効率をあげようと、"AIを使いこなす”考え方をしている』
  • 時代の速度が上がっている
  • テクニカルイノベーション
  • ハードウェア発想
  • ソフトウェア発想
  • 「仕事の時間を生み出す」
  • ワーク・アズ・ライフ
  • リスク・アズ・ベネフィット
  • 肉磨き?
  • 「遊ぶ」「働く」「学ぶ」の三位一体
  • 心のコンパス

詳細は省略。

「ソフトウェア発想」という表現は金出武雄先生の「素人発想、玄人実行」を連想した。アメリカのIT系はハードウェアはコモディティでもソフトウェアで差別化しようとする傾向が強いので日本勢もそこは見習って欲しい。

素人のように考え、玄人として実行する―問題解決のメタ技術 (PHP文庫)

素人のように考え、玄人として実行する―問題解決のメタ技術 (PHP文庫)

独創はひらめかない―「素人発想、玄人実行」の法則

独創はひらめかない―「素人発想、玄人実行」の法則

感想

二極化の時代なんだろうと思った。あとはパソコン化スマートフォン化は問題ではなく、いかに情報発信系のプラットフォームを使いこなせるかが重要になってくるという理解。

自分のブランド化という話は、少し前に技術系のブログを席巻した、SOFT SKILLSという本でもエンジニアの生存戦略の手段として提案されていた。

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

流石に東大卒だけのことはあるので、「うさんくさい」という偏見を捨てて落合陽一氏の他の著作も読んでみるつもり。

まとめ

ざっくりまとめてみると、

  • 現状のAIには「手」がない(足もない)
  • AIにしろロボットにしろ導入コストがかかる
  • 人間 v.s 機械ではなく「半人力・半機械」
  • Uberなどのプラットフォームに組み込まれるのも選択肢の一つ
  • 何らかの差別化が必要

結局、機械というのは基本的に人間の指示に従って動くという点は変化しない*1。だからこそ、「こういうことがしたい」、とか「これが好き」という意志を持つ、意志を表現するのは人間にしかできない点が重要。

普段ネットニュースなどを見ているだけだとバズワードに踊らされがちだけど、経営者目線だと当然コストに意識が行く。そのあたりは日頃からそういう立場の人間と付き合いがないと難しい。

この本の内容が正解と捉えずに、一つの参考意見として自分で考える材料として社会の変化と向き合うのがいいのかな、と思いました。


ちょっと中途半端な感じなので後でリライトすると思います。

超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト

超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

*1:証明や空調の制御についてのIoT系の、環境変化に対して機械が自律的に判断する、というのはひとまず考慮しない

老人だけの問題じゃないでしょ……(書評:『母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題』)

母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題

母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題

内容紹介

内容はいわゆるゴミ屋敷の問題。

図書館の新着本コーナーに有ったので読んでみた。実を言うと親戚の家がじわじわとゴミ屋敷化しているので他人事ではない……。

よりにもよって、無能な野党を擁護している毎日新聞からの問題提起。

いろんな事例の紹介とともに、自治体や地元の町内会がどう対処したかの事例も多数掲載されている。

個別のケースについてかなり掘り下げて原因について調査している。また、専門家の見解も掲載されている。

安倍首相を引きずり下ろすために奔走してないで、こういう問題こそちゃんとやってほしい。

理系白書も毎日新聞の問題的だったはずなので調査能力もあるのに、その影響力を正しく活用してないね、こいつら。

問題の原因について

本書によると、ゴミ屋敷が発生する原因を一言で言うと「セルフネグレクト」ということらしい。解決の妨げになっているのは、

  • 縦割り行政
  • 本人の意志・個人の尊厳
  • 認知症・障害などの個々の事情
  • ゴミの分別が高齢者には難しい

ハッキリ明言されていないが、財産権と個人の意志、そして世間体の問題が大きい。要するに人権問題。また本文の歯切れが悪いが経済問題(治療費・ゴミの処分の費用 etc.)も含まれる。

本文にある通り、認知症でゴミの分別ができなくなるというのは高齢者には大きいのだろう。ゴミの分別が厳しくなった結果、意外なところに悪影響が出ているという皮肉な話。

プラスチックの分別が進んだ結果、可燃ごみの燃焼温度がなかなか上がらずに重油をゴミにぶっかけてもやしているというのは知っていたが、ゴミ屋敷への影響については知らなかった。

紹介されている「ゴミの分別ルールを高齢者だけ免除」ってのは頭おおかしいと思った。未成年だけ or 高齢者だけ特別扱いってのは筋が悪いと思う。

ゴミの分別自体、無駄だと思っている*1ので。それこそ人工知能とロボットにやらせればいいと思う。

たとえ高齢者でも一部の人間だけ助けるってのは(予算的に仕方ないとはいえ)納得いかないでしょ。

すぐに自己責任論を振りかざす世間の風潮からどうにかしないといけないのでは、と思った。

未成年は仕方ないにしても、中高年でも助けを求めている人がいるはず。こういうゴミの問題だけじゃなくて、いろんな形で。そしてそれは行政がするべき仕事。

税金を取っているのは自治会じゃなくて行政なんだから。

税金を取るっていうことをなんとも思ってないんだろうけど、強制的に上前をはねてんだからさ。

また、ことあるごとに地域のつながり云々ってのはおかしい。行政の仕事を自治会や地域のコミュニティに丸投げしてんじゃねぇよって話で。税金取るだけ取って、無駄遣いしてるから必要なところに予算がいってないのでは。

まとめ(というか個人的見解)

久しぶりに毎日新聞、いい仕事をしていると思った。

本文には一言も減給がないけど、安楽死ないし尊厳死ってカードもある。本人に生きる意欲がなくてゴミ屋敷化しているなら、これも一つの選択肢。

尊厳とかプライドの問題を考えるなら、認知症とか痴呆症ではなくマシな名称を考えるか、何処かで聞いた話だけど 認知症の治療ではなく予防という名目で治療するとか。

国(政府)が動かないといけないというか、そこに影響力を講師してこそマスコミだと思うんだけど。

世間体の問題と、生きる意欲(or 気力)をどうするかってのは行政にはどうにもできないのかな。社会の風潮に関しては以前ならマスコミが多少は 影響を与えてたはずだけど。

不安を煽ってばかりいるから、肝心な時にマスコミの影響力が正しく発揮されない。

お年寄りが自主的に片付けようにも、体力がないので啓蒙には限界があるってのが最大の問題。

まあ悲しいけど、これが高齢化社会ってこと。圧倒的なマンパワーの不足。

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法2

人生がときめく片づけの魔法2

イラストでときめく片づけの魔法

イラストでときめく片づけの魔法

*1:充電池とか重金属の分別は必要。ただ、プラスチックの分別は無駄という見解

読んでいて辛いけど、勇気づけられる本(書評:『こんな僕でも社長になれた』)

前回に引き続き、家入一真氏の著作。順序としてはこっちが先。

こんな僕でも社長になれた

こんな僕でも社長になれた

前回ちゃんと書いたか忘れたけど、ロリポップとかムームードメインでしられるGMOペパボの前身、paperboy&co. の創業者の自伝。

内容としては生い立ちから起業、そしてGMOによる買収まで。

表紙カバーとカバー裏の顔写真から受ける印象は最近Webで見る印象とはちょっと違う。

二章と四章は読んでいてかなり気が滅入る。面白いのは五章から。特に初期の会社名と、その由来は面白い。

夫婦で運営していたサイトの名称をもじったらしい。てっきり「マジでダメな企画」とか「まるでダメなおっさん」とかそういうノリの略称かと思っていた。

「マダムA」から訛ってで合資会社マダメ企画だそうです。

家庭環境の話とか、幼少期の貧乏暮しとかその辺はいいのだけど、人間関係をこじらせてからの迷走っぷりはすごい。

普通だったら立ち直れないというか、せいぜいフリーターで終わっていても不思議はないような状況からネットとパソコンとデザイン力で這い上がっていく。

生い立ちからすると相当なコンプレックスというかハングリー精神的なものがあってもおかしくないんだけど、どうもそうではないならしい。

この本の出版次点ではその後の飲食業での失敗はちょっと想像もつかない。カフェ事業に関してつながるであろう喫茶店通いのエピソードは載ってるけど。

ここまで自分をさらけ出して本にできるのもすごいところ。

一種の極端な事例だし、ハッキリ言って特異点なんだけど、それでも勇気づけられる人は多いと思う。

人生の袋小路みたいな状況の人におすすめ。


以上です。

もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)

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我が逃走

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