知識のブラックホール

知識収集活動全般。

瀧本先生、エリートの自画自賛はもういいよ(書評:『君に友だちはいらない』)

君に友だちはいらない

君に友だちはいらない

自画自賛、我褒め。

著者の経験や(著者が)投資している企業の成功事例を中心にチームビルディングを語っている本。

ただの仲の良い友だちではなく自分の人生がかかるようなプロジェクトに一緒に本気で取り組める戦友を能動的に「つくれ」といいたいらしい。

どうも話が冗長で最後のまとめは唐突。

確かに参考になる点は多い。特に有名な企業*1について創業したときの創業者の年齢を取り上げている箇所は参考になった(20代から30代が多い)。

あとは著者の自慢話。

少なくとも大学進学できる経済力と理解のある家庭でないと話にならない。

同じ著者の過去の著作に対する好印象が吹き飛んだ。

オトバンク*2の創業者をずいぶん贔屓にしているようだが、理解に苦しむ。

勝間和代氏の自慢話よりも残念な感じ。

おすすめしない。

*1:アメリカだけでなくパナソニックなどの日本企業も

*2:現在はともかくパスワードを平分で保存していた会社。現在は不明

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