知識のブラックホール

知識収集活動全般。

書評:『現役アフィリエイターが教える! しっかり稼げる Googleアドセンスの教科書』

現役アフィリエイターが教える! しっかり稼げる Googleアドセンスの教科書作者: 三木美穂出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2015/12/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 比較的お堅いイメージの技術評論社からこういう「稼げる…

IT業界への愛にあふれた一冊?(書評:『「納品」をなくせばうまくいく』)

著者のIT業界、特にシステムインテグレーション業界へのアツい愛を感じる一冊。 ITに限らず現在の商慣行、労働契約のあり方に一石を投じる点で興味深い。 「納品」をなくせばうまくいく作者: 倉貫義人出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2014/07/18メデ…

自由についての試行錯誤!?(書評:『自由をつくる自在に生きる』)

自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/11/17メディア: 新書購入: 28人 クリック: 1,154回この商品を含むブログ (135件) を見る 森博嗣氏の、自由についてのエッセイ本。 実を言うと、この著者の本を…

書評:『日本語のしくみ』

人文系の本は久しぶり。外国人向けの日本語教育について疑問に思うところがあって、日本語教育関連の本を図書館で何冊か借りてみました。今回はまず一冊目。 今回紹介するタイトルは『日本語のしくみ (言葉のしくみ)』。 日本語のしくみ (言葉のしくみ)作者:…

ホリエモンのセカイ評(書評:『君はどこにでも行ける』)

久しぶりに堀江本。 Twitter見てると失望するけど、本の中のホリエモンはまだ終わってはない、ような気がしてる。実業家としてはまた一世を風靡しそうではあるけど、日本のマスコミが取り上げるかどうかはまた別の話。 君はどこにでも行ける作者: 堀江貴文出…

稼げる人間になるための言葉の使い方のマニュアル?(書評:『稼ぐ言葉の法則』)

今回の書評は『稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41』。 稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41作者: 神田昌典出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2016/02/13メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見…

必要性というキーワードから読み解く現在とその先(書評:未来に先回りする思考法)

以前から気になっていた「未来に先回りする思考法 」を読みました。昨年の秋頃発売なのでやや古いですが。 ポイント還元20%でセール中、のようです。 未来に先回りする思考法作者: 佐藤航陽出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2015/…

書評:『「週4時間」だけ働く。』

何故か分かりませんが、心に訴えかけるものがあったので読んでみました。 久しぶりに紙媒体です。 分厚いんですよ、これ。どこぞの英語文法本みたいに。 「週4時間」だけ働く。作者: ティモシー・フェリス,田中じゅん出版社/メーカー: 青志社発売日: 2011/0…

善悪についてちょっと考えて見る?(書評:悪人のススメ いつまで「いい人」を続けるのですか)

悪人のススメ いつまで「いい人」を続けるのですか (自己啓発)作者: 川北義則出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版発売日: 2014/08/21メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 物足りない本。ちょこちょといいこと書いてるなあとは思うけど。コスパは良く…

合理性と効率化のその先へ(書評:『東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない』)

去年あたりに話題になっていた(と思う)本。 東大の大学院を中退してプロのゲーマー(!!)になったという「ときど」こと谷口 一氏の半生を綴った本。 東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない (PHP新書)作者: ときど出版社/メーカー: PHP研究所発…

今週のAudible

メインブログの方に書いた通り、Audibleでオーディオブックを聞いています。 a244.hateblo.jp 今週聴いたものを紹介しておきます。必ずしも最初から最後まで聴いたわけではないです。 『超訳ニーチェの言葉 エッセンシャル』 超訳ニーチェの言葉エッセンシャ…

お金にまつわるマイナスの思い出と向き合う(書評:『一生お金に困らない生き方』その2)

前回の続きです。 audiobook.hatenablog.com 心のクセ 対象は、心屋仁之助さんの、『一生お金に困らない生き方』。 一生お金に困らない生き方作者: 心屋仁之助出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2015/04/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 第…

書評:『一生お金に困らない生き方』

前回に続いて、心屋仁之助さんの本です。お題は『一生お金に困らない生き方』。 一気に読んでしまいました。読みやすくて面白い本です。 一生お金に困らない生き方作者: 心屋仁之助出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2015/04/17メディア: Kindle版この商品…

書評:『「好きなこと」だけして生きていく。』

はっきりとは書いてないけど、アドラー心理学系の本かな。 「好きなこと」だけして生きていく。 ガマンが人生を閉じ込める作者: 心屋仁之助出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2015/02/13メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る キーワードは罪悪感と…

書評:『地方は活性化するか否か』と個人的見解

通称「ちかすい」で有名なWebコミックの書籍版の感想+α。 個人的には地方が滅びようがどうでもいい。 ただ、税金の無駄使いと権力による横暴は許せない。そういう屈折した理由で非常に関心のあるテーマ。 地方は活性化するか否か マンガでわかる地方のこれ…

もらう意識から稼ぐ意識へ(書評:『稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則』)

賑わい創出だの、地域振興あるいは地方の活性化と騒がしい今日この頃。 別に行政に関連しているわけでもないですが、気になったので読んでみました。タイトルは『 稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 (NHK出版新書) 』 稼ぐまちが地方を…

最近のKindleぶり

まあ、あれですよ。月替わりセールというものがあってですね。読書の秋という大義名分がありますからね。 Amazonギフト券というセーフガード(?)のおかげでどうにか自制していますが、便利すぎて危険ですね。 www.amazon.co.jp 最近のお買い上げ もしもネ…

実は日本お高齢者の生活水準は高い…(書評:『マーケティングに使える「家計調査」』)

紙媒体のほうを買った後にKindle版発売という悲しい状況。買ってから1ヶ月以上経ってますが、なんだかんだでようやく読了。 まあそういうコトもありますが、どうせ出すなら同時にリリースしていただきたい。 マーケティングに使える「家計調査」 世界最大の…

四則演算から心理学へ 書評:『良い値決め 悪い値決め ——きちんと儲けるためのプライシング戦略』

ずいぶん間が空きましたが、今回のお題はこれ。 某社のCTOさんのブログで紹介されていた本です。 良い値決め 悪い値決め??きちんと儲けるためのプライシング戦略作者: 田中靖浩出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2015/08/14メディア: Kindle版この…

敷かれたレールに挑戦する?(書評:ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか)

Kindleのポイント還元でまたポチッといってしまいました。今回紹介するのは「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか」です。 著者について PayPal の創業者、ピーター・ティール氏の書いた起業のヒント本です。というか、いわゆるエリートコースへ…

かつての時代の寵児の一代記(書評:『わが闘争』 by 堀江貴文)

Amazonの割引キャンペーンにコロッとやられて一気読みしてしまいました。 堀江本は4冊目ですね。 我が闘争 (幻冬舎単行本)作者: 堀江貴文出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2015/01/13メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見る 紙の書籍の3分の1の…

『嫌われる勇気』とホリエモン その2

ちょっと書きそびれたことがあるのでその2 『嫌われる勇気』とホリエモン(書評:『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』) - 知識のブラックホールaudiobook.hatenablog.com あくまでも本人の著作を性善説にもとづいて読んだ上での感想です。 ア…

『嫌われる勇気』とホリエモン(書評:『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』)

堀江氏の書籍は3冊目。たしか『稼ぐが勝ち?ゼロから100億、ボクのやり方? 知恵の森文庫 (光文社知恵の森文庫)」と『100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術』だったかな。今回のお題はこれ。毎度のごとく長文です。 ゼロ なに…

『「ビジネスゲーム」から自由になる法』という本を流し読みしました

知人の勧めで読んでみましたが、よくわかりませんでした。 ビジネスゲームから自由になる法作者: ロバート・シャインフェルド,本田健出版社/メーカー: ヴォイス発売日: 2013/01/26メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログを見る 一言で感想を言…

やっぱり大事なのはバランス感覚(書評:『考える腸 ダマされる脳』)

以前に紹介した『脳はバカ、腸はかしこい』と同じく藤田先生による腸内細菌エッセイです。前著の書評は以下。 学生時代の自分に読ませたい本…『脳はバカ、腸は賢い』 - 知識のブラックホールaudiobook.hatenablog.com 前著が2012年、今回紹介する本は2013年…

書評 『プログラマが知るべき97のこと』

今回のお題はこれ。著名プログラマのエッセイを集めた『プログラマが知るべき97のこと 』。例によって積ん読本から。手元にあるのは初版第3刷(2011)。英語版のタイトルは "97 Things Every Programmer Should Know”。 プログラマが知るべき97のこと作者: …

IT企業の経営者、(と人事部?)に読ませたい古典。『プログラミングの心理学』

読書メモのまとめ。個別の章についてはここ2週間ほどだらだら書いてますのでそちらへ。 プログラミングの心理学―または、ハイテクノロジーの人間学 25周年記念版作者: ジェラルド・M.ワインバーグ,木村泉,久野靖,角田博保,白浜律雄出版社/メーカー: 毎日コミ…

『プログラミングの心理学』をコツコツと読み進める試み その14

読書メモはこれで最後。 『プログラミングの心理学』をコツコツと読み進める試み その13 - 知識のブラックホールaudiobook.hatenablog.com 『第5部 エピローグ』 セミナーに参加して1年経ったあと、彼らが漏らす典型的な感想はこうだ。 「こういうことについ…

『プログラミングの心理学』をコツコツと読み進める試み その13

『プログラミングの心理学』をコツコツと読み進める試み その12 - 知識のブラックホールaudiobook.hatenablog.com 第13章はプログラミングの周辺ツールについて。 『第13章 その他の道具』 だが現実には「小さい誤り」などというものはない。というのは、「…

『プログラミングの心理学』をコツコツと読み進める試み その12

相変わらず続き。 『プログラミングの心理学』をコツコツと読み進める試み その11 - 知識のブラックホールaudiobook.hatenablog.com 『第12章 プログラミング言語の設計原理』 プログラミング言語について、心理学的な面から生産性への影響と概観しようとす…

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